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GLOSSARY 用語解説[A]
本に載せきれなかった内容を掲載しています。

サッカーにまつわる用語をまとめてみた。多くは世界中で使われている言葉なので、聞き覚えのあるものも多いのではないだろうか?

A team、first team、senior team (Aチーム/一軍)

a.e.t. (延長戦の後(after extra-time.)の略)

abandoned (試合途中での中止)
The game was abandoned after the floodlights failed.
(ナイター施設の不良により、この試合は中途中止となりました)

AC (Associated Club)
ACミランに使われているように、提携クラブの意味

administrative irregularities (管理の不正)
他と同様、サッカーにもこの問題はつきまとっている

administrators (アドミニストレーター 管理者)
サッカーの試合を統制(control)展開(develop)させる人々。通常はフットボール協会(Football Association (FA))またはFIFAなどといった団体に属している

advance (進出する)
試合の次のラウンドまたはステージに進むこと

advertising (広告)
サッカーはビジネスとして考えても大きな存在だ。マンチェスター・ユナイテッドは今やブランド(brand name)であり、商標使用の許可料(endorsement revenue)関連グッズ(merchandise)で莫大な収入を得ている。各チームはユニフォームにスポンサー(sponsor)の名前をしるし、プログラム(football programme)には「スポンサーからのお知らせ」('message from our sponsor')などがしょっちゅう載っていたりする。ユニフォームのメーカー(kit manufacturers)には、スタジアム中に広告のスペースがあたえられている。色々な会社のロゴ(corporate logos)はいたるところに見られるが、特にすごいのは記者会見がおこなわれるところの背景にあるパネルだろう。ほとんどのファンはレプリカのシャツ(replica shirts)を着るのでチームにとってもスポンサーにとってもとてもいい宣伝になっている

agents (エージェント 代理人)
エージェントは1885年にイングランドのサッカーがプロ化(professionalized)されてから重要な役割を果たすようになった。エージェントの仕事は選手の代理人として所属クラブと交渉(negotiations)したり、特定の商品を推奨する(product endorsement)ようなコマーシャル(commercial)のオファーがあったときに間に入ったりすることだ。エージェントはまた、今ある契約(contract)について再交渉したり、クラブを移籍するときに結ばれる新たな契約について交渉したりもする。エージェントのギャラは通常は歩合性(commission)になっている。移籍(transfers)にともなって不当な支払い(improper payments)がなされることはよくあることで、それが懲罰の対象となることもしばしばある。契約不履行(breaches of contract)などは日常茶飯事だ

aggregate (合計得点)
The overall result counted between two cup matches (the home leg and the away leg).
カップ戦での2試合(ホーム・ゲームとアウェイ・ゲーム)の得点を合計した得点

alcohol (アルコール)
1893年、リーズの牧師が「サッカーは悪魔の誘惑であり飲酒という悪癖と双子の姉妹である(Football is a fascination of the devil and a twin sister of the drink system)」と言っている。サッカーにビールがつきものとなったのは最近のことではなく、近代サッカーが始まる前の「民間フットボール」('folk football')の時代からすでにビールが飲まれている。地元のパブのテレビでサッカー観戦をする人は多いし、ここ日本でもビッグ・ゲームがあるときには、みんながスポーツ・バーに集まってきたりする。実際サッカー・チームの大半は、パブにスポンサーになってもらい、パブでミーティングをして、試合後にはパブで飲む、いわゆるパブ・チームだといわれている。プロのチームでさえも多くのチームが元々はパブと関連したものである場合が多い。エヴァートン(Everton)がビール造酒業者のジョン・ホールディングと袂を分けたとき、ジョンはそのリベンジとばかりに自分のチームを作った。それがなんとリバプール(Liverpool)なのだ! チームメートと一緒に飲むことは大切な男の絆(male-bonding)だし、選手同士が親しくなればピッチ上でのチームのスピリッツも高まってくる。残念ながら飲酒がフーリガンを生んでいる原因の一つに数えられることも確かだし、あるプロ選手(ジョージ・ベスト(George Best))だけにとどまらず、プレイヤーの選手生命を縮めてしまうことがあるのも事実なんだけれど・・・

amateur football (アマチュア・サッカー)
アマチュア精神(amateurism)はヴィクトリア朝時代の人々が考え出したものだ。スポーツを愛するということを意味している。アマチュア精神の基本に流れているものはスポーツマンシップ(sportsmanship)であり、それは対戦相手(opponents)レフリー(referee)を尊重するという考え方をしめすものだ

appearance fee (出場料)
契約に出場料の項目を入れている選手は多い。一軍の試合に出るたびに出場料が支払われるというシステムだ。私の仕事でもこのシステムが使えたらなぁ

appearance[s] (出場)
自分のクラブまたは国の試合でプレーをすること。
"He made 11 appearances for Chelsea last season."
彼は昨シーズン、チェルシーの試合に11回出場しています

applied sports science
(スポーツ科学の適用)
1970年代あたりに各クラブはスポーツ科学コンサルタント(sports science consultants)使い始めた。試合における科学的な原理や専門知識(scientific principles or expertise)についての分野を担当するものだ。今ではクラブが専属のコンサルタントを雇うことは普通のことになっている。ミドルズバラFC(Middlesbrough FC)などにいたっては、この分野専用のスポーツ科学研究所まで持っていて、大学との提携も行なっている。こういったコンサルタントたちは気温対策をアドバイスしたり、時差ボケやその他の様々な問題に取り組んだりしている

argie-bargie (言い争い)
ちょっとしたいさかい(bother)挑発(aggro)を表す言葉

artificial pitches (人工芝)
人工的プレイング・サーフェイス(synthetic playing surfaces)と呼ぶこともある。これが始めに考案されたのは1906年のこと。実際にはじめて使ったチームはクイーンズパーク・レンジャーズ(Queen's Park Rangers)で1981-82シーズンでのことだ。1991年、フットボール・リーグ(Football League)はこれを段階的に廃止することを決定し、人工芝による最後のプロの試合は1994年5月18日にプレストン・ノース・エンドで行なわれた

assist (アシスト)
バスケットボールや特にアイス・ホッケーでよく使われる言葉で、他の選手の得点ゴールに直接貢献した選手を表現するもの。このアシストという考え方はサッカーにも少しずつ入ってきてはいるものの、私個人としてはあんまりどうでもいいことにしか思えない(いかにもアメリカ的な発想だよね!)。だって得点を入れるときに貢献しているのは選手全員なんだから。ボールのないところに走ったり、声を出したり・・・。これはあまり意味のない単位じゃなかろうか

Association Football (アソシエーション・フットボール)
サッカーのこと

Association of Football Statisticians (フットボール統計協会)
この団体はサッカーの試合に関するあらゆることを網羅した事実や統計の有用な(それと無用なものも!)事柄をレポートにして発行している

attendances (入場者 観客)
イングランドのプレミア・リーグでは入場者数が常に高くありつづけている。これこそが世界で一番のエキサイティングなリーグだということを証明しているだろう

automatic two-up two-down system (自動的に2チーム昇格して2チーム降格するシステム)
降格・昇格のシステムの一つ。今はもっと複雑になっている。プレミア・リーグでは、3チームが降格して3チームが昇格するけれど、3つ目の席に関してはエキサイティングなプレーオフが行なわれて、勝ったほうが手に入れることになっている

away goals rule (アウェイ・ゴール・ルール)
合計得点が同点だった場合、アウェイでのゴールの多かったチームが勝ちとなるルール

away/home leg (アウェイ/ホーム試合)
トーナメント形式の大会や出場権を決める大会ではホームとアウェイの両方で試合をするというとても公平なシステム。でもFAカップに関してはくじ引きによる一発勝負。だからこそエキサイティングでロマン溢れる大会でもある。国内試合としては全世界でもっとも見られている大会なのもうなずけるでしょう?